オアシス都市・敦煌

敦煌ウイグル自治区ではなく、甘粛省に属している。
そのためかウイグル人の姿はなく、見かける人は皆漢人だった。
やはり観光都市なだけあって街は賑やかだった。

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敦煌は砂漠のオアシス都市として栄えてきた。
街の外を見渡すと、もうそこには大砂漠が迫っている。
街を取り囲む砂漠のうち、
鳴沙山と呼ばれる砂漠は観光スポットとして管理されている。
これから鳴沙山へ向かい砂漠を堪能しよう。


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鳴沙山には大勢の観光客とラクダが待機していた。
ずーっと広がる空が果てしない砂漠を想像させる。


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とある斜面に簡単な階段が設置されていて、
上まで登れるようなのでチャレンジしてみた。


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写真ではわかりにくいが、実際はかなり急で意外にハードだった。
階段もとりあえずの作りなので、手をつきながら登っていった。


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階段の頂上まで行って、その先に見えた景色は、
砂漠、砂漠、砂漠・・・
これより先に進んだらもう戻って来れないんじゃないかという感じになる。


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長い昼も終わりに近づき、だんだんと薄暗くなってきた。
これが砂漠の気候かと思わせるように、急激に温度が下がってきた。
とても半袖ではいられない。


こんな砂漠の中に街が栄えるなんて、
オアシスというのは貴重な存在なんだなと思った。
今回は中国の奥地を中心に見て回ったが、
ここが中国なのか?と思わせる景色がたくさんあった。
この国が一つにまとまるのは大変だろうなと感じてしまった。