夕暮れのタクラマカン砂漠

トルファンの主要な観光地を車で巡った後、
本日のハイライトは夕暮れ時のタクラマカン砂漠を見ること。
タクラマカン砂漠は、新疆ウイグル自治区にあるサハラ砂漠に次ぐ世界で2番目に大きい砂漠なのだ。
夕暮れは素晴らしいとのドライバーのオススメで寄ってもらうことにした(もちろん追加料金で^^)。
2時過ぎから観光を始めるのは遅いと思ったが、
ここの日の入りは9時ごろなので、結果的にちょうど良かったのかもしれない。



イメージ 1

車を走らせること1時間余り、ついにやってきた。
普通の平野が途切れ、その向こうには果てしなく砂漠が広がっていた。
日も傾き始めていて、砂漠が真っ赤に染まっている。
見渡す限りの砂漠を独り占めした気分だ!






イメージ 2

砂漠は風に吹かれて時間とともに形がどんどん変わるらしい。
遮るものもないせいか非常に風が強かった。






イメージ 3

砂漠に入り最初の山を登ってみた。
簡単に見えて砂の上を歩くのはかなり疲れる。
まして上り坂なんてヘトヘトだ・・・
昔の人はこの山の向こうにはオアシスがあるんじゃないか、と期待しながら
乗り越えていったんだろう。


最初の山のてっぺんに立ってそこから見えたのは、
足跡ひとつない真っ赤に染まった砂漠だ!
自然の作り上げるものは神秘的だなという思いに浸りながら
日が落ちるまで座って眺め続けた。