ByeBye!ガンジス

11/14 その④ 【ベナレス】


早朝から眺め続けたガンジス河。
でもここは時間が経っても全く飽きることがない。
見れば見るほど「何でもあり」が発見できる。



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沐浴するのは人間だけではないのだ。
神様の動物、牛も気持ち良さそうに沐浴?している。
牛と一緒に沐浴できるのは幸せなのかも知れない・・・





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自転車もガンジスで清められている。
ここまで持っていくのだからそれなりに意味があるのだろうか?





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食器を洗う女の子がいた。
この水で洗って大丈夫か??と、ふと考えてしまった。





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衣類の洗濯も欠かせないようで、あちこちからパシーンパシーンと音が聞こえてくる。





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洗った後は岸に干すのだが、この光景は圧巻!
鮮やかなサリーが並べられる様子はまるで芸術的に見える。
意外とキレイになっていそうだ。





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子供達の遊び場にもなっていて、みんなガートを駆け回っている。
野球をしていた少年達がいたのでちょっと観戦させてもらった。
打ったボールがガンジス河に落ちると、何のためらいもなく少年は飛び込んでボールを拾ってきた。
子供の頃からいつもガンジスが側にあるんだろうな。





一体、今日は何時間ここにいたんだろう。
そろそろベナレスを発たなければならない。
最後に雄大なガンジス河をよく目に焼き付けておこう。
ガートの階段に腰掛けて、残りわずかな時間を満喫しようと思った。


長渕剛の歌に「ガンジス」という、まさにガンジス河の光景そのものを表現した歌がある。
インドに行く前に繰り返し聞いて、歌詞からいろいろな想像をしたものだが、
実際、歌詞通りの光景が繰り広げられていた。
歌詞を覚えていたので、「ガンジス」を口ずさんでみた。


 
  ガンジスは なぜよどんでいるのか
  なぜ聖なる河と 人は呼ぶんだろう
  考えながら 仰向けにひっくり返ったら
  やけに空は高く青かった
  やけに空は高く青かった
  ByeByeガンジス・・・




さて、そろそろ駅に向かわなければならない。
またここに戻ってくることがあるだろうか??
とても言葉では言い尽くせないものを見せてもらった。

ByeBye!ガンジス!!