インドは凄かった!

11/11 その① 【デリー】

インドで迎える最初の朝、デカい工事の音で眼が覚めた。
まるで泊まっているホテルを解体しているかのような大騒音だ。


泊まったホテルは具体的にどこに位置するのかは知らなかったが、
日本の代理店からは、中心街に近くて便利な場所とだけ聞いていた。


外に出てみると・・・なんだここは・・・
いきなり目にする大勢の浮浪者たち。そしてたくさん店が立ち並んでいる。
そう、ここはデリーでバックパッカーが集まるストリート、「パハール・ガンジ」と呼ばれるところ。


とりあえずはこの道を散策してみよう。

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おおっ、ついにここまで来てしまったんだな~
この喧騒に身をまかせるとインドに来た実感が少しずつ沸いてくる。




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さすが人口11億人を抱える大国。
人が多すぎ!まっすぐ歩くこともままならない。




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なんと道端に牛がドーンと休んでいる。
ヒンズー教では牛は聖なる動物とされているためか、どこの街でも普通に見かける。
車やバイクは邪魔だと言わんばかりに、牛に容赦なくクラクションを浴びせる。




インドのイメージは、「汚い」「うるさい」「うっとうしい」に尽きる。
これは旅行前に聞いていたイメージとほぼ同じだが、
現実はやはり凄かった・・・
インドに来たことを実感するのは、そう時間はかからなかった。


「汚い」・・・
道端はゴミだらけ。みんな平気でゴミを捨てている。
牛の糞が普通に落ちている。
車やバイクがとても多く、というか多すぎで、大気汚染が激しい。
汚いといったら悪いかもしれないが浮浪者が多い。
公衆便所は足の踏み場も無い位・・・悲惨な状況。


「うるさい」・・・
ラクションが鳴り止むことがない。
交通ルールは無いに等しい。ある意味、無秩序なのが秩序なのかも。
交通ルールを守っていたら間違いなく事故を起こす。


「うっとうしい」・・・
どこを歩いていようと旅行者にはインド人が近寄ってくる。
浮浪者からは金くれと腕をつかまれる。

『俺のタクシーに乗れよ。安いぜ』
『うちの店はお土産が安いぞ』
『個人で旅行は危険だからツアー組んでやるよ』

などなど、いちいち相手にしていたらきりが無い。しかも安いなどの言葉は大抵ウソ。
どれも最終的にはだまされてぼったくられるようだ。


今回のインド旅行は、こんな疲れる環境の中で続けていくことになる。




デリーにも名所はいくつも存在する。
せっかくだから観光しに行こう。
インドで便利なのがこのリキシャーと呼ばれる乗り物。

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小回りが利いてかなり便利な乗り物だが、値段交渉がまた疲れるのだ。
ありえない金額を提示してくるドライバーは無視して、次のリキシャーを探す(というより集まってくる)。
まあ数キロ走っても100円するかしないかの値段なんだけど。



次回、デリーの名所を紹介します。