新城島

新城島上地島下地島を合わせた総称でパナリとも呼ばれてます。
かつては最盛期には700人もの人が住んでいたといわれていますが、
現在は数人が暮らすのみとなっています。
年に何回か行われる行事の際には、島出身者が多数里帰りをするのでとても賑わうようです。
現在は新城島への定期船はないので、
石垣島をはじめ周辺の島からのツアーに参加するしかありません。
ツアーはいろんな種類が用意されているので、来ようと思えば簡単に来れます。

今回は上地島を訪れました。



集落
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港に着くとすぐに集落です。
きれいな石垣の塀で囲まれた民家が静かに並んでいます。
どの家もきれいに管理されていますが、
人が住んでいる気配全くありません。
なんだか人の家の庭に勝手に入っているような、
ここにいてはいけない気分になってしまいます。



小学校跡
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ここは学校の跡です。
島民が帰ってきたときにはここで行事が行われるのでしょうか?
ここもきれいに管理されています。



御嶽
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島には神様を祀る御嶽がたくさんあり、
これがまたこの島の神秘的な雰囲気を増幅させます。
入り口の看板には「これより先は、立ち入らないで下さい。」と書いてあります。
鳥居の先には何があるのだろう?
この寂しさの中では近づく気分にはなれません。



クイヌパナ
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クイヌパナとは昔に石垣を積み上げて作られた遠見台です。
沖縄ではこういう展望台が多いですね。
そんなに高い展望台ではないですが、
ここからは周辺の島々が見渡せ、真下に広がる海の色が忘れられません。




新城島の印象をまとめると、
決して歓迎されている気がしない、でも海はきれい、
といった感じです。

今度は下地島を訪問してみたいです。