瑞牆山
2018年5月27日 【瑞牆山】
【瑞牆山データ】
標高:2230m
山系:奥秩父
【今回の登山】
日帰り
ルート:瑞牆山荘⇨富士見平小屋⇨山頂⇨富士見平小屋⇨瑞牆山荘
歩行時間:5時間23分
水平移動距離:7394m
累積登り:903m
累積下り:903m
2018年最初の登山です。
山梨/長野県境の大弛峠から登る計画で、前日夜のうちに現地入りして車中泊することにしました。
中央道勝沼ICを降りて下道を延々と走ります。
だんだんと山深くなっていき、鹿が急に飛びたしてきたり・・・
それにしても全く他の車を見かけない。
夜入りは珍しい方なのかな?
さらにしばらく進むと・・・
うわっ、ゲートが閉まっている!
もう5月だというのに冬季閉鎖中??
しかし、よく見ると5/31までは通行止めと書いてある。
今日は5/27。来週だったら・・・
まさか全く想定していなかったのでガックシです。
どうりで他の車を見かけないわけだ。
さて、どうしようかな。
金峰山はあきらめるしかないが、せっかく山梨県まで足を運んだのに、このまま帰るのはもったいない。
ということで、隣の瑞牆山が思い浮かびました。元々、金峰山に決めるときには瑞牆山のことも頭にはあったので、急遽そちらに向かうことにしました。
さて、どの経路で瑞牆山まで向かおうか。地図を見ると、クリスタルラインなる山道がある。これが距離的には近そうだ。市街地(甲州街道)まで戻るのは、遠すぎる。
しかし、このクリスタルラインがまた疲れる道で、山の中を車1台が通れるくらいの道幅で、カーブの連続、舗装はされているというか、されていたと言った方がよいくらいデコボコだたくさんある。当然、街灯などない。この時間にここで何かトラブルが起きたら、命の危険を感じてしまう、そんな雰囲気でした。スピードが出ないせいか、ナビの地図が遅々として進まなく、結局、瑞牆山の駐車場に着いたのは朝4時を過ぎてしまいました。夜が開け始めていて、登山の準備をする人たちがチラホラ。しかし、全く睡眠をとっていないので、8時まで仮眠をとることにしました。
目覚めると、すっごい快晴!新緑がとても気持ちよい!!
ハルゼミの優しい鳴き声があたり一面響き渡っていて、上手く新緑と調和している。なんて清々しい朝なんだろう。
この瑞牆山荘があるところが登山口になります。
山頂までは4.0km。
今年最初の日帰り登山には丁度よい距離かな。
ちなみに瑞牆山と金峰山はセットで登ることもできます。金峰山側に抜けるパターン(あるいは逆)がほとんどなので、今回は車もあるし、瑞牆山の単純往復です。
瑞牆山は岩の山とも呼ばれていますが、さっそく、巨石がゴロゴロしてます。
視界が開けたところから、瑞牆山の全容が姿を現しました。
確かに迫力ある岩山です。
登山開始から1時間弱で富士見平小屋に到着です。
ここまでは足場も悪い箇所はなく、慣らし運転のような感じですかね。
この場所で金峰山方面と道が分かれます。
瑞牆山へはここが最後の売店になります。小屋から少し離れた場所で水補給もできます。
富士見平小屋を過ぎると、岩岩した足場が多くなってきます。
これはまだマシな方です。瑞牆山はトレッキングポールは無い方が良いかもしれません。
富士見平小屋を過ぎてしばらく下りが続き、一箇所、沢を渡ります。
石づたいに渡れるので何の問題もありません。
この水がチョー冷たい!冷たすぎて数秒しか手をつけてられないです。
有名な桃太郎岩。しっかしデッカイ岩だなぁ。
桃太郎岩はしっかりと木の枝で補強されているので、転がってくる心配はなさそうです!
これ以降の登山道はこんな感じの連続で、写真だとどこが登山道なのかよくわからないですね。
こんな場所もあります。
岩の間をくぐり抜けるような場所もあるので、ヘルメットがあると安全かもしれません。自分も含めて装着していないひとがほとんどでしたが。
登山道はどこ??
まるでアスレチック感覚です。
数ヶ所、鎖場もありますが、鎖を使わなくても大丈夫です。
このように体で岩を乗り越えていくような場所や鎖場が連続しますが、この山はどこも高度感が無いので、それほど恐怖感は無いと思います。アスレチックに近い感覚でしたね。
この季節、瑞牆山では至ることろでシャクナゲが咲いています。ふと足を止めてしまいます。
そんな場所を乗り越えながら、ついに瑞牆山山頂に到着!
この日は快晴だったせいか山頂にはたくさんの人がいました。風もなく心地よいひと時を過ごしました。
奥に見えるのは金峰山です。
次回はリベンジします!
遠くの山々も眺めることができます。
中央部の切り立った岩でクライミングしている人がいます。恐っ!
頂上で昼食を摂って、1時間ほど休憩してから下山しました。
このような岩山は下りの方が気を使います。
今回の登山、当初は瑞牆山に来る予定ではなかったけれど、結果的いん大満足でした!天候に恵まれて訪れた季節もよく、最高の日帰り登山になりました!